半醒的な私生活も
杳渺たる警笛　事實も
無くしたい。飲缺けのアマレット
嘔出して・・

甘い羊水・・飲干した

高精で端正な斯幻象を
手に入れて手に入れて
掌握した斯ステイジを
逃げ出して逃げ出して

暴力的なイレイザーに
明瞭するエイテル　期日も
忘却したい。凡て詰込んで
トランクへ

鈍色の如實
血の氣の無い指先でなぞる
プシュケーさえも拐つたら
偏に默り始めるさ，ペティ

従順で明媚な其口紅に
唾液を附けて奪去つて
衝迫したワンルームで
怖い位にさア絶頂んで

上氣した頰に觸れ，淡く抓る
「不平の内，默つていよう」
嬌聲を味わつていたい。
手錠紐解き，聲を頂戴れ

計測機の點燈が喚いてる
烟草お一つ，投げ棄てて
ランウェイは途惑いきり
振り切って，驅け抜けて

ハイウェイを手に入れて